当農園では在来種の「マルメロ」を栽培しております。

また、昔からなじみの呼び名の「カリン」とも表記しております。

日本に入ってきた時代からの呼び名である「カリン」が一般的となっていますが、植物学上はマルメロとカリンの二種類に分けられます。

「マルメロ」はバラ科マルメロ属で、果実の形が洋梨形で白色の柔毛があります。

 「カリン」は同じバラ科ですがボケ属で、原産は中国。果実の形は長円形か倒卵形で無毛です。

マルメロはペルシャ、トルキスタン地方の原産で、中国から江戸時代に現在の長野県諏訪市に入ったと伝えられています。

 黄金色に輝くことから、「金を借りん」と縁起のよい植物とされてきました。

この頃からカリンと呼ばれていたようです。

砂糖漬け・酒・ジャム等 加工品に適する逸品です。

のどあれやせき止めに効く妙薬としてはあまりにも有名です。





※用途を参考までに選択していただき、箱詰めする際の目安とさせていただいております。

○加工用・・・カリン酒やおろし等( 完熟よりも少し青みかかった位で発送します。加工に最適です。そのまま置けば黄色になります) 

○観賞用・・・芳香用に玄関や部屋におく等(完全に黄色になった時点で発送します) 

○両方用・・・いろいろやってみたい方(少し青みかかったものから熟したものまで入れて発送します) 


果実は西洋梨形で、果面に綿毛があります。

 現在、マルメロには「在来種」「かおり」「スミルナ」の3種類。

 当園の商品は「在来種」で、芳香が強く果肉が締まっていて日持ちはします。

 生食には向かず、カリン酒、ハチミツ・砂糖漬け など加工品に適してます。

 芳香を有し、ビタミンCもあります。

 どちらかというと、薬効の方が有名です。

 せきどめ・のどの痛みの緩和等。

 冬にかけての風邪対策にどうぞ!

 芳香としてお部屋や車に置いても良いです。

 ◎収穫・発送は、10月下旬~11月上旬くらいです。